사이드바 영역으로 건너뛰기

[Fキラ― ニュ-ス5] そこが知りたい: 韓米FTAと生命

そこが知りたい: 韓米FTAと生命

F-killer, Hajime


mms://move.cast.or.kr/mcapub/ftakillernews/jp0820.mp3
download: http://lmczine.net/ftakillernews/jp0820.mp3
podcast: http://feeds.feedburner.com/F-killer


こんにちは。Fキラーニュースです。

FTA推進過程の全貌が少しずつ明らかになってきています。
ハンギョレの報道によれば
本来、政府は去年、中国とのFTAを準備していたのですが、
アメリカが反発、そして脅迫するような形で横槍を入れてきた結果
やすやすと政索を修正し、アメリカ側が要求した四大先決条件まで全部聞いてあげたというのです。
(ずいぶんと自主性だとか、国民の生活を守るためだとか威張ったわりには)始めからそういうわけだったんですね。
ノ・ムヒョン大統領と参与政府、ほーんとに正直になれない人たちです。

>>>>>>>>>>>

今日は韓米FTAが私たちの環境にどんな影響を与えるかについてお伝えしたいと思います。
「貿易協定でなぜ環境?」と思われるかたもいらっしゃるかと思います。
しかし、皆さんは、私たちが普段から消費し、使いなれている物がどれだけ
環境問題と関係が深いかご存知だと思います。
FTAもそうしたものに関わる産業および、それらの取引をどう規制するかをも扱う点で、
まさに包括的と言える協定なのです。
事実、韓国ではFTAがなくてもすでに問題になっている環境問題は多いですが
FTAがそれらの環境問題をさらに深刻なものにすることは、殆ど確実といえるでしょう。

>>>>>>>>>>>

FTAと環境問題の関わりで最も重要なのは環境主権の問題です。少し言葉が難しいかも知れませんが、この問題は私たちの生命を支える環境に関して民主国家の主権者である私たちが決定権を持つのか、それとも何よりも、特に投資先の環境などには目もくれず、利益を優先する外資系の企業に決定権が渡されるのかの問題なのです。「メタルクラッド」という名前をお聞きになったことはありますか?有害廃棄物を処理するこのアメリカ企業は1993年メキシコの地方にある村に廃棄物埋立場を建設したのですが、人口が1200人ほどのこの村では、埋立が始まってから20名にも及ぶ人々が癌にかかり、新生児の10人に1人が奇形を持って生まれたのです。
当然、住民は強く反発しました。そして、住民の反対運動とともに問題が大きくなった結果、メキシコ政府はこの地域を生物多様性保護のための特別区域に指定したのです。
しかし、その結果。メタルクラッドはメキシコ政府を直接、国際裁判所に起訴し、
1560万ドルの損害賠償をメキシコ政府が払わなければいけないという判決が下されたのです。投資家保護条項、すなわち政府の政策が(外国)企業の利益に反してはならないというNAFTAの原則違反であるというのが判決の理由だったのです。住民が苦しみ、環境が破壊されているのが明らかであるにも関わらず、これらの問題に対する補償を払わせるどころか、反対に払わなければならないというとんでもない状況になっているのです。

FTAは 利益を最も優先的に保護するため、企業にたいして超国家的に(?)政府を提訴することができる権限を与えるのです。反面、政府が自国民の保護のために企業を提訴する権限はありません。メタルクラッドは訴訟を通じて、実際に発生した損害だけでなく
操業をしていたばあい得ていたであろうと推測される潜在的利益まで賠償することを要求したのです。

>>>>>>>>>>

このような状況は同じくアメリカとNAFTAを締結したカナダでも大きく変わりありません。
曲がりなりにも公共の利益を代表する政府が勝ったことはほとんどなく、
そのため主権者である国民が外国系企業に対して環境保護を要求することができる方法が事実上なくなってしまうのです。

もちろんNAFTAは環境保護にたいする別途の条項を準備しています。
この条項には環境法に規定されている保護水準を低めないよう努力しなければならず
環境保護のためのいろいろな措置をとらなければならないと明記されてはいますが、
投資家が利益を守るために政府を提訴できる条項があるかぎり、なんの効果もない紙切れに過ぎないのです。韓国政府でも韓米FTAのための対応策を準備すると言っていますが、
環境関連条項が実際の拘束力を持つかどうかは非常に不透明と言わざるを得ません。
のみならず、韓米FTAは去る一次交渉で「履行義務賦課禁止」という条項に合意したのです。
これはどういう意味でしょう?
韓国の法によれば国家は環境保護のため企業にリサイクルの義務を課し、生産技術や工程でも環境への影響が少ない方法を選ぶ義務を課します。しかし、このような履行義務を賦課することを禁止することにを意味するこの条項は、FTAの規則に従うアメリカ系企業にしたい放題にさせるに等しいのです。
つまりFTAのもとでは、利潤を高めるために環境管理の費用を出さないでも良いということなのです。また、ひどいことに、このようなFTAの反環境的な実態を見せ付けるかのように、すでに韓国政府はFTAの四大先決条件のひとつとして交渉が始まる前に、輸入車に対し排気ガス規制基準を適用しないということにも、既にアメリカと合意したのです。

>>>>>>>>>>>

問題はここで終わりではないのです。
FTAは輸入農産物に対しての検疫を一種の貿易障壁と見なすため、基準を大幅に緩和するのです。従って輸入農産物とともに各種の疫病が入ってくる可能性が高く
直接、排水として河川に流されていく大量の農薬もまた韓国の環境に入ってくるのです。
また、農産物市場開放により国内農業が打撃を受け消滅するようなことになれば
既存の農地が果たしてきた環境浄化機能も損失されるのであり、
親環境農法を通じて、私たちの食べ物を作ろうという運動もまた打撃を受けることになるのです。
何よりも、もっとも核心的な問題はFTAが、 新自由主義という根本的に
生命の論理ではなく資本の論理に世界を支配させる体制に基づいているといにあります。

生命か、資本か?
露骨に新自由主義的な生き方を強要するFTAを前にして、私たちはこのような質問を投げかけざるを得ないのです。

三次交渉までひと月もありません。今や、資本と権力が作る生きながら死んでいる生ではなく、私たちの生きる権利のために立ち上がるときが来ました。闘争の場でであることを願いつつ。



진보블로그 공감 버튼트위터로 리트윗하기페이스북에 공유하기딜리셔스에 북마크